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「まなざしの距離」作家一覧に戻る

兼子 裕加

KANEKO Yuka

愛知県出身
名古屋市立大学大学院 芸術工学研究科 在籍

普段は見えにくい事象を可視化することに関心を持ち、映像やCG、インスタレーションなど多様な手法を用いる。
あくまで媒体は手段であり、テーマに応じた最適なかたちを模索しながら制作及び研究を続けている。

主な作品:
《音色がくれば》- 福岡アジア美術館(福岡,2024)
《シュレディンガー》- 福岡アジア美術館(福岡,2024)
《内省》- 名古屋市市政資料館(愛知,2025)
《拭いとるように積む》- 善福寺公園(東京,2025) など

これまでの作品:

《内省》

制作年:2025 / インスタレーション作品

 マイクロコンピューターで制御した電気と送風機は、ある法則に乗ったリズムによって空気が入り光と針が動く。
展示会場である名古屋市市政資料館は裁判所として使用され、地下には独房が残されている。
人々は自らの行いを問われ、内なる声と向き合ってきたのだろうか。

《拭いとるように積む》

制作年:2025  / 映像作品 映像尺:8分 55 秒

 善福寺公園から西荻窪を中心に撮影した映像の上にアニメーションを重ねる。これは、現代人が日常的に行っている「情報を上にスワイプしては、蓄積することなく消費し忘れていく」ことに対する抗いをテーマとしている。スワイプして上へ消えるのではなく映像が沈殿し、積層のように時間と共に積み重なっていく。